岩魚と渓流

岩魚のめは渓流釣りのサイトです
岩魚のめは写真とビデオの多いサイトです

渓流釣りの初心者の方やこれから始めようと思っている方へ


渓流釣り人口は年々増加していると聞いています。ということは私のように独学で始めるビギナーも増えているということですよね。「岩魚のめ」はそういう方に見て欲しいと思って作りました。

振り返ると反省しなければならないことが一杯あります。
今でも釣行の度に発見と反省ばかりで、人に教えられる事は何一つありません。
だから自分の足跡が反面教師になれば良いと思いました。
ならば私の失敗も無駄ではありません。(^^ゞ 
テクニックや知識を深めたい方には全く参考にならないサイトです。

◆私がマナーやルール以上に大事にしていること
ゴルフと同じように、渓流釣りにもルールとマナーがあります。それは守らなければいけません。
そんなルールやマナーとは別に、一つだけ共感して欲しいことがあり、それがHPを作ろうと思った最大のキッカケであり「岩魚のめ」の隠れテーマです。

下記は「渓流探釣記」(杉浦清石氏著:S62年・1987年発行)の中の「隠し沢の悲劇」
の抜粋です。

後半だけの文章なので伝わり難いと思いますが是非読んでみてください。


前段
通常釣り人が言う「隠し沢」とは
「めったに人が入らない自分だけが知っている魚の濃い渓」のことですが、
職漁師が言う隠し沢とは
「魚が居ない沢や魚止めより上流に魚を放して自然繁殖させた沢」のこと。
必要なサイズの魚を必要な数しか釣らないので、隠し沢には一定量の魚が常に生息しています。
杉浦氏は自分の隠し沢を作ろうと思い立ったのです。


以下本文からの引用
そこは魚止めが滝で滝上はスラブと大岩の壺が交互にでる。
そんな状態が山なりに曲がりくねってしばらく続き、そのアップダウンは相当な労働で苦しい。
<中略>
水量も十分あるし、底石をじっと見ていると小さなチョロ虫が無数にはっているので、
魚を放しても十分育つと思える。
ここまで距離にすれば1キロ足らずだろうが歩くには骨が折れて小一時間かかってしまう。
<中略>
私は木曽に行くたびにそこへ寄って小型の岩魚を5、6尾放流した。
ズックビク持参の釣行である。それから毎年そこへ行くのが楽しみになった。
ちょっとした落ち込みのトロ場には稚魚が群れて幼稚園になっている。
魚の生息範囲もだんだん広がって、開けた場所でも魚が走るのを見かけるようになった。

4年経って、初めて毛鉤を入れてみると20cmを越す岩魚がよく釣れた。
しかし、私はそれを魚籠に入れようとは思わなかった。
私の手から流れに戻した魚の子孫が、
よくぞここまで育ってくれたと思うことによって愛情のようなものを感じてしまうのだ。

放流してから5年目の秋だった。魚がそろそろ見えなくてはいけない所まで来たが魚影はなかった。
歩くにつれて私の心配は増してきた。
一つひとつの落ち込みを目をこらして見ても、毛鉤を振ってみても静かなものである。
源流が地下水なので落ち込みが凍って死滅するということは考えられない。
危険を感じるほど水温が低くなればウグイ等と違って源流の地下水へ入ってしまう。
魚の見えないのは、御岳山の時ならぬ噴火によるものなのかも知れないとも考えてみた。
降灰による酸欠が開田あたりの養魚場をあわてさせたことは当時の新聞に報道されている。
あるいは、地下水の出てくる穴の中に入った魚が噴火の衝撃で出口をふさがれたということもあり得る。
御岳山の噴火は誰もが予想しなかったことなので私のせいではないが、
放流したことがかえって仇になり、かわいそなことをしてしまった。
良い事をしたと思うのは人間の勝手なエゴイズムなのではなかったろうか。

放流箇所に近づくにつれ、焦燥と絶望感でだんだん胸が痛くなってきた。
どの落ち込みの水底も不気味に静まり返っている。
放流箇所を過ぎたが魚は見えなかった。
山が狭まり、後何分か歩けば地下水の出口が見える所まで来たとき、
私は一瞬胸のつぶれるような情景を見てしまった。
そして逃げるように、いま来た道を急いだ。

岩の向こうの僅かな河原には、無残にも黒々と焚火の跡があり、
魚の骨とともにビールの空き缶が幾つも転がっていた。
私は、もうここへ魚を放さない。


私は皆さんに、こうせよああせよと言える人間ではありませんが、耳を傾けて頂けるのならお願いがあります。
それは無駄に殺さないで欲しいということです。その魚がたとえ養殖された放流魚であっても命です。魚釣りにも節度と愛情は必要だと思います。
さらに岩魚も山女魚もアマゴも純粋な在来種は、乱獲・自然破壊・外来魚等との交配など様々な理由で絶滅に近い状態であることも心に留めて欲しい。
FFやルアーの方は下のバナーから「すとっぷ!外来種」を少しでよいので覗いて下さい。

 参考
リリースされた魚たちは生きているのか?…具体的なデータが記載されていますが、相当の確立で回復するようですよ。

キャッチ&リリースについて…エラを傷めると致命傷!?だそうです。

私も釣れた魚を食べることはあります。ただお土産に持ち帰ることはほとんどありません。

チョッとでかまいませんから見て下さい
特にフライフィッシングやルアーをやる方

すとっぷ!外来種

 09年5月栃木県 松木渓谷(撮影:釣り友) この落書きは多数あるそうです。最低最悪ですよね!
これを書いた人物は人間として最低の奴です。ゴミを捨てることも外来種を放すことも、この落書きと同じレベルですね。

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