渓流釣り釣行記16
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写真はクリックすると拡大するものもあります。ビデオも多いです。 |
翌朝ない ない ない な~いウェダーがない! 忘れたぁ 去年はシュラフを忘れて凍死するかと思った。 今年はウェダー(>_<) という事は、シューズがないじゃん! 先生、私読書では利口になれませんでした! 結局履いてきたサンダルとスラックスで釣りをすることに。 失敗① 遡行の厳しい渓での釣りは平坦な里川と違い「ヘツリ・徒渉・藪コギ・高巻き」アップダウンの繰り返しで足回りが一番大切です。常識か(^_^;) 幸い水は温んでいたので冷たさは耐えられましたがサンダル履きという状態が、この日の釣りを最悪なものにしてしまう結果になりました。 |
当初の目的である滝の上を目指して約2km。林道は滝の手前で終わり、その先は未知でしたが藪の中にしっかり杣道があって楽勝モードでした。ところがこの杣道が断崖絶壁に沿っていて恐い!途中崩れていたりで、先陣のロープを頼らなければとても登れるものではありません。念願の滝上に着いたものの想像していた様子とは大分違って貧相です。第一水が少ない。10m程で直ぐに2又に分かれ右側は酷く荒れていて、とても釣りができるような状態ではなく、左側は奇麗でしたが極端に水がありません。 早々にここでの釣りは諦めて滝下に戻りました。そこから釣り下って行ったのです。これが第2の失敗でした! 失敗② 釣り下り 理由 ●竿を片手に釣り下るのは体の支点が少なくとても危険。 ●先陣の踏み跡があっても身長150cmの私では合いま せん。上りなら手足の位置を探りながら進めますが、下 りの場合は下が見えないのです。 ●飛び降りるのと近い状態で体力を酷く消耗します。 ●魚に察知されやすいかも。 まして「サンダル履き」「渇水」「透明度が高い」のであれば釣り下るべきではなかった! |
一昨年9月 | 去年4月 | 今年5月 |
↑上の写真3点は微妙に角度とサイズが違うので水量の変化は分からないと思います。堆積した落ち葉・水質の差は季節の問題なんでしょうか…? ←この巨大な岩がモアイ象の帽子状態だったとは知りませんでした。ほとんどが↓この状況でも水が少なくても魚が消える訳じゃない。 写真クリックで拡大 つまり私がヘボだという事の証明。 |
ウド | 開きすぎたタラの芽 | 山ツツジ |
虫を捕る道具だそうです
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釣れないどころかサンダルと釣り下りのせいか右足関節が痛くて歩行さえ困難になってきました!早く釣り上りにギアチェンジしたくて途中の崖を無理矢理よじ登り、車止めに戻った時には既に4時間経っていました。上の写真は道すがら撮った写真です。ウドは食べちゃいました。写真はクリックで拡大 |
一昨年秋は数十匹の岩魚が入れ食いだったのに… | 至る所でこんな無残な状態でした。 |
上の2枚はロールオーバーします。以前と今回の差が分かります。結局川は毎日変わるんですね。 その時・その状態に応じてコンスタントに釣る人が上手い釣り人なんだなぁとつくづく思った次第です。 |
足元を気にするばかりに目前の倒木に気がつかず、しこたま頭を打ち付けて転倒!車に戻ったのは午後5過ぎでした。靴下には穴が開き、膝が痛くて右足が動かせない。アクセルを踏むのさえ辛かったのですが逃げるように車を走らせ、ある公園にたどり着いたのが7時頃でした。本も読まず好物のサラミも食べず焼酎を一口ふくんだだけで眠ってしまいました。写真クリックで拡大→ |
釣果:岩魚20cm以下2 山女魚20cm以下1 |
11時間の爆睡後に翌朝はこの川の下流へ向かいました。膝痛はスッカリ消えてルンルン気分でドライブです。 こんな危険運転は2度としません |
釣果:小さなカジカ2匹と16cmの岩魚1匹 写真3点クリックで拡大 お得意のリリース映像 こんな物をみ~け!こんな大きなワサビは初めてです!↓4点クリックで拡大 |
ワサビじゃん!? | 石の下で採れないよ~ | 必殺ミニスコップ | 上手く掘れず撮影も失敗 |
ミニエピソード:ポイントに一投。すると大きな岩魚が飛び跳ねて岩魚の頭にオモリが当たった~ぁ。 |
帰路の途中の鹿沼市での景色。 「大谷石」を採石した跡でした。 |
写真クリックでビデオ |
この場所に凄い数のユスリカと山女魚が群れていて、そこいら中でライズしていました。テンカラ竿を車に置いて来ていたのでハリスだけ毛ばりに変えて投げてみるとナント飛びついて来ました! シメタと思ったのですがアタリは最初の一投だけ。ライズもピタッと止まり、山女魚は川底に張り付いて餌釣りでも無反応。諦めて川を覗いて見る想像以上の数です!100匹近く居たと思いますよ。 |
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