渓流釣り釣行記15-2 |
写真はクリックすると拡大するものがあります 注:ビデオも大変多いです |
H17年4/29~5/4 福島県北部→熱塩→福島県南部→栃木県中三依 5泊6日 950km 5/1~4 福島県北部~栃木県北部 |
4/30夕方 お世話になったyonpapaさん宅を出発しR13で山形県米沢に。市内のコンビニで車中泊。 5/1 R121を相方の故郷喜多方に向かい南下。 所々で見かける『タムシバ』は枝を折ると爽やかな良い香りがすることをyonpapaさんに教わった。メンソレータムに似た匂いがする。メンタムのタムはタムシバのタムなのかナ? |
至る所で今年の雪の多さを物語るような場面が | 熱塩辺りはどの川も雪シロの激流 |
熱塩近辺は良い川がたくさんありそうだが喜多方へ向かうため近場の川で竿を出してみた。小さい小川を挟んで相方は右の上流、私は左。この選択が失敗!左側は雪シロの増水で20mしか移動できず、結局その20mを5往復ぐらいウロウロして釣果は5匹。相方の釣った岩魚2匹を夕食用に開きにした。 |
通りかかった南会津の駅 撮影する人々に混じって私も(^.^)↑ロールオーバー 土産店ではなく駅 釣果/相方:岩魚2匹 たろう:岩魚1匹・山女魚4匹…移動と観光の1日だった。 |
5/2 阿賀川支流「山王川」は栃木県との県境に向かって流れる小渓流。国道に隣接し渓相もまずまずで魚影も濃い川だった。懐かしさで訪れてみたもののゴミの多さにビックリ! 24時間営業のコンビニがあり日釣り券(1050円)も販売している。 |
左:本流阿賀川 右:山王川 ↑ロールオーバー | お化粧したみたいな山女魚 |
ロールオーバー↑ 今年初のスレ ちょっと痛そう…ゴメンね(^_^;) |
山王川釣果 ビデオ 相方:山女魚2 ウグイ1 岩魚1 たろう:山女魚9(20超4)ウグイ4 岩魚3(20超1) |
阿賀川支流「鎌越沢」 ゴミの多さに興ざめして移動。沢に下りて一投目で根がかりし強く振り上げたら岩魚が宙を飛んだ。ア~ララこういう時に限って大きいんだなぁ(-_-;) 景色は良いが滑床で大岩が多く高巻きしなければならないし、しかも礫岩に湿った腐葉土がかぶさった状態なのでスゴク滑る。ビデオ 思ったより急斜面でヨリ所にする木や石もなく、ヤモリのように崖に張り付いてやっと杣道にたどり着いたら絶壁!というシーン。ビデオ片手だと怖いビデオ 近くの温泉 大人400円 入浴午後6時まで 記入ミスで釣果不明 |
猿の横顔?それともタイガーマスク? |
5/3 栃木県中三依「見通沢」 この川に行ったのには理由がある。前日の山王川で藤原町漁協の方に出会った。話好きで周辺の情報を詳しく教えてくれ、連絡をくれれば放流情報や穴場を教えるからと、ご丁寧に名刺まで下さった。 その方のおススメがこの見通沢だったのだ。「魚影は濃いし放流していない沢なので上に行けば天然の岩魚・山女魚が一杯釣れる」この言葉に触発され来てしまったが! |
道はすぐ悪路になり、それでもかなりの釣り人が入っていた。我々は振り切るように上流を目指した。 yonpapaさんと経験したような倒木もあり、何とかクリアーしてひたすら上へ上へ。しかし行けども行けどもチャラ瀬の川だった。 「通れそうだゾ」 |
堰堤の上 ビデオへ 大きな山女魚が居るぞ~!…釣り人のクーラーの中は。 落石は恐ろしい!! 林道を歩いていると突如「カンカンカン」と高い音がして目の前に直径20cmほどの石が!あと1m先にいたら当たっていたぞ!驚いて立ちすくんでいると、もう一つ落ちてきた。オ~怖。 いても釣れない山女魚たち 岩魚が隠れそうなポイントはなく多少の深みには山女魚の群れが見えるのだが一切餌に振り向かない。水温が上がれば瀬に出てきて釣れるのかな? カ、カメラを落としたぁ!! 撮影に夢中でリリースした時に魚は弱ってしまった。アタフタしてたら買ったばかりのデジカメが~! 釣果/相方:岩魚2 たろう:山女魚2 |
カメラ落とした!↑写真をクリックでビデオ音声付 山女魚は無事帰宅。カメラは暫くして復活。 |
戻る道中で多くの常連さんから聞いた話では見通沢は山女魚で有名な川のようだが、最近は釣り人が多過ぎてすっかりスレてしまい昔ほど釣れなくなってしまったようだ。 日暮れまで時間があったので本流の男鹿川でやってみたものの川幅20m、竿の長さが全く足らないし、こうしたドヨンとした流れは私が最も嫌いな場所。早々に竿じまいしてしまった。4本もの川でやってみた割りに貧釣だったな~ クリックで拡大→ |
5/4福島県 阿賀川支流○○川 釣り人の情報でここへ来た。河原で一泊の夜に満天の星を見ようと車外に出た時、ドアに指を挟んで血は出る腫れる!未だに痺れていて腫れが引かない。 ↑ロールオーバー こういう広い川はかなり苦手。この堰堤から上流が本格的渓相になるようだが渋滞を考え午前中に出発したかったので諦めた。ビデオ ←写真クリックでビデオ 頭でっかち尻つぼみの不細工な山女魚(26cm) |
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「ヒレピン」という表現がピンとこなかったが、この山女魚を見て良く分かった。こんな魚は見たくないな~ 私にとっては新発見 釣り下りのうえ相方が先行していたので難しい。フッと「気配を察した魚は流芯の下に逃げる」というyonpapaさんの言葉を思い出した。すると流芯のヘリの一部に下流ではなく底に向かう流れがあることを発見!そして激しいアタリ。泡の中で大暴れした山女魚はハリスを切って逃げてしまった~(>_<) 諦めきれず何度か振り込んでみると又ガツンと来た。今度は泡の下から魚を寄せてキャッチ。ハリを取り絞めたら口からもう1本糸が出ている。アレレ~こいつは私に2度も釣られた間抜けな山女魚だったのだぁ~それがこの26cm山女魚なのです。 その後3匹がこの方法で釣れた。 |
これもドジな山女魚だった(25cm) |
最後に上がった岩魚君はご帰宅 |
クセかな… 振り向くと小さな落ち込みが気になった。いかにも居そうな場所だが今自分がバシャバシャ歩いて来たばかりで魚は逃げてしまったに違いない。無理と思いつつも投げて見たらヒット!放流魚は知恵がないのかも知れない。 普段流れが細くポイントの少ない沢川で釣ることが多く、僅かな落ち込みでも魚が居そうな気がしてならない。だから規模の大きい川になると釣りのテンポが遅くなってしまう。クロ助の渓でもそうだった。yonpapaさんに促されても途中の小淵が気になり先へ進めないのだ。 |
相方23cm山女魚 良い面構えだ。 2人で8匹キープ。帰宅後燻製になった。 |
ぶりでも相方の岩魚の方が奇麗だ。 釣果/相方:山女魚2・岩魚2 たろう:岩魚2(20・22cm) 山女魚3(21・25・26cm) |
福島はどこからでも山が見えた。私の住んでいる所には山がない。山を見て暮らせる人は幸せだと思う。私がいつも目にするのは生まれてきた川じゃなく死んでゆく川なんです。 クリックで拡大→ |
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