渓流釣り釣行記37

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写真が多いので表示に時間がかかります


2009年5/2(土)〜5(火) 福島県南会津 3泊4日 走行距離800q

出発前日までどこに行くか決めていなかったのですが、急きょ福島県の昭和村に決定!
観光化されていないマイナーな地域なので、もしかすると桧枝岐村に次ぐ秘境の村かも!?と思ったからですが・・・ 

新たに買ったシェラフ で、何で突然シェラフかと言うと、いざ出発で荷物を積み込み始めたら、愛車パジェロに常備してあるはずのシュラフ2つがない!?ない、ない、ない!
押入れにしまってあるはずの予備さえない!原因はアホ息子が持ち出していたため。結局途中でシュラフを買ってから出かけることになり、いつものICに乗ったのは12時半と大幅に予定時間をオーバー。
ところが出発が遅れたことが幸いしたようで、GWの大渋滞はどこへやら。普段渋滞する首都高速でさえノンストップで通過し、なんと東北自動車道『上河内SA』に着いたのが14時過ぎでした。
その先の『須賀川』からは40qの渋滞だというのに…
渋滞は群れみたいなもので、その渋滞郡に居るうちは何キロ移動しても渋滞のままなのかも知れませんね。
         
          おじさんの蕎麦打ちみごとです→RO

福島県の村
こんな村の
里川
こんな川
 小さいけど変ったヤマメ
昭和村に向かう途中の川で釣れた極小山女魚。まるでアマゴのように朱色が濃い。結局この1匹以外アタリさえない状態でしたが、ルアーを持った地元青年が近づいてきて、手にした袋には尺近い魚体を含めて大きな岩魚が8匹も!
友だちは10匹以上釣っていると、嬉しそうに微笑んでおりました〜(~_~;)

5/3 2日の夜は峠のセットバックで車中泊し、本命の昭和村に向かいました。
からむし博物館 きれいなトイレ 最新式です
昭和村にある『からむし工芸博物館』のトイレ
ほんとうにな〜にもない山村でしたが、白河ICから下郷町へ抜けるトンネルが去年暮れに開通したこともあり、村が観光に力を入れ始めた証のような施設でした。縄文マニアの相方いわく、【からむし】とは縄文時代から作られている織物のことだそうで、確かにパンフレットにもそのように説明されていました。
野尻川本流 ←これは昭和村の中心を流れる野尻川本流です。
川岸から狙うしかないため、最長5.3mの竿ではポイントにとどかないよ〜ん。ご覧のように葦が多く、夏は釣りにくいでしょうね。上流部の支流も傾斜が小さく大岩もなく、どの川も瀬ばかり。しかも熊笹と藪が密集しているから、最盛期は川通しで遡行するしかないかも。しかし釣れない!アタリもない!テンカラもやってみたけどさっぱりダメ。しかもてつさんに貰って大切に使っていたPEラインがすっぽ抜けて流されちゃった(T_T)
釣り券(=入山券900円)を買った店のおやじ様、「放流してるから、どこでも釣れる」と言う表情がウツロだったよな。
里川ですね 上流も


やっと来た岩魚 RO
唯一のキャンプ場
   昭和村は湿地が多く、水芭蕉も所々に RO
今回福島を選んだ理由の1つがコシアブラ探し。
しかし似たような木や芽はあるものの、全然見つからないし分からない。(ーー;) 水芭蕉じゃ食べられないもんな〜〜
この日はキャンプ場で一泊。相方はイビキと歯軋りがうるさいので、車外で寝てもらうことに。こういう時に備えて2人用のテントを積んだつもりが、間違えてタープを持ってきちゃった(^^ゞ ので、タープを簡易テントにして、熊に怯えつつシュラフで就寝。明け方は寒かったようで、お気の毒でした。
キャンプ場の管理人から聞いた話では、毎年千葉から来る男性組みがいて、例年釣った魚を冷蔵庫に入れてあげるのに、今年はそれがなかったとか、放流した魚をみんなサギが食べてしまうとか…確かにサギは見ましたが…??
イワナのソテー 懐中電灯も明るいよ!
多分岩魚をたべたのは3年ぶり… 夜は冷えるので温かいものが欲しくなりますネ
ライトをスーパー袋に入れると明るくなります

5/4 昭和村をあきらめて下郷町へ。相方がお気に入りの○○川へ向かいました。
残雪 釣りやすい川
水も透明 堰堤
○○川は2005年の5月以来の3年ぶり。その時は結構良い形がそこそこの数釣れた川ですが、成魚放流しているようで、鰭ボロボロで不細工な魚が多いですよ。
ただ川幅があり障害物もないので、思いっきり竿を振れるし、大中小の岩、石、岩で渓相も良く透明度も抜群。
ただし流れが速いので増水時の渡渉は要注意です!
今回は減水気味だったので移動は楽ちんでしたが、 3年前とは大違いに渋かったなぁ。
目指す現場に向かう下流部で、釣り終わった2人組みの男性に聞くと「全然ダメだ」と言っていましたから、GWのせいか?雪が少なく水量が少ないせいか?気温が高いせいか?アタリは4回ぐらい(T_T) 1匹バラして、釣れたのは山女魚1匹だけだも〜〜〜〜ん
アマゴみたいなヤマメ
アマゴみたいなヤマメ
アマゴみたいなヤマメ
上の↑写真は同じ山女魚です。クリックで拡大
トップ画像のチビ山女魚と似て、朱点が濃いと思いません?釣れた場所が福島ではなく山梨以北だったら、
きっと私はアマゴだと思ったはずです。それともこれは、ごくノーマルな山女魚なのかな…???
側線がオレンジ色のヤマメ朱点がない
私が知っているヤマメは側線上にボヤッとしたオレンジ色があるタイプ(左)か、まったく色はないタイプ(右)で、
体側全体でなくても濃い朱点があればアマゴだと思っていたんだけど…違うのかな〜?
貧果なのは腕前の悪さだけど、GWの釣りは早期が勝負で後半はダメかも。それにETCの割引のせいで、釣り人が増えている気もするし。釣り運にも見放された気がして、予定を繰り上げ帰宅することにして、最後に帰宅ルートにある某△△川に行ってみました。
  
実はこの川が非常に魅力的な渓流でした。
時間もなく、釣れたのはこんなチビばかりでしたが、急傾斜で大岩が多く、魚影は濃いように感じたし、絶対に大物が潜んでいるはず。難点は渓が深く、入渓点が非常に限られていること。
それと岩魚と山女魚の混生していていること。私は岩魚・山女魚が一緒に住んでいる川が苦手なんですよね〜(*^_^*)

もう一泊してこの川をやってみたい気持もありましたが、渋滞を回避するため帰ることに。
帰路の途中、たまたま立ち寄ったお土産店が素敵でしたね〜!扱っているのは平凡なお土産品ではなく手作りの一品物がほとんど。特に目を引いたのが表情豊かなおじいさんとおばあさんの人形(?)と昔懐かしい景色や生活観いっぱいのミニチュア。展示だけの非売品ですが、ちょっと感動したので女性店主に許可を得て撮影させてもらいました。作者を尋ねたら、なんと〜〜ミニチュアはその女性自身の作品でした!
おまけのページにもっと写真があります。
ところが午後8時を過ぎていたのに那須から渋滞40q(T_T) MYパジェロはリッター7qと燃費が悪く、渋滞は最大の敵です。帰宅はあきらめて結局黒磯PAで一泊となりましたが、こうなるとETC割引が恨めしい。うちはETCが付いてないから、料金は高いし渋滞に巻き込まれるしで最悪!
今回の釣果  岩魚3 山女魚4  相方 岩魚4 山女魚3  (岩魚1・山女魚2をキープ)

PS


一目でわかる成魚放流(○○川By相方)前回私が釣ったのもこんな山女魚でした
後悔先に立たず
←この場所の一投目で突然強い引きがあり、下流に突っ走る魚と少しやりとりしていたら、軽い衝撃があって糸が切れた。さっきまで通し仕掛けにしていたのに、その時はハリスを使っていて0.3号のフロロはチモトでプッツリ。
今さら手遅れだが太めのハリスを巻きながら考えた。「また戻って来ないかなぁ」とか、「もう1匹いるかも」とか、「相方には超大物をかけ損ねたと話そう」とか・・・
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